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M-02 踊る紙コップ

紙コップを振ると踊り出すおもちゃを作ってみよう。飾り付けで楽しいオリジナルの人形にできるよ!

もくじ −
・ 準備するもの
・ 作りかた
・ かざりつけ
・ おまけ


M-02 踊る紙コップ

準備するもの

準備する物(材料):
・紙コップ×2ヶ
・ナット(M10の場合は1個,注釈参照)
・輪ゴム×2個
・爪楊枝(またはマッチ棒)
・ビニルテープ

準備する物(工具):
・ はさみ
・千枚通し、または、アイスピックなどの穴を開ける物

注: ナットはおもりにする物なので,おもりになるものであれば,特に制約はありません。輪ゴムを取り付けるので,穴が開いていると便利です。



M-02 踊る紙コップ

作りかた

1.輪ゴムにおもりを取り付ける

ナットに,輪ゴムを二つ取り付けます まずは,どうやってつけるか自分で考えてみよう。できなかったら,「輪ゴムの取り付け方」を見てみよう。 つけた後,輪ゴムがとれやすい場合は,テープ等で輪ゴムが外れないようにしてください。
2.紙コップに穴を開ける

千枚通しやアイスピックなどで,2つの紙コップにともに穴を開けてください。 千枚通しやアイスピックがない場合は,カッターなどでもよいですが,ケガをしないように注意しよう。 穴の大きさは5〜8mmぐらいで,大きめの方が後の作業がやりやすくなります。 穴の位置は,紙コップの底の部分ですが,中心よりは少しずれている方がよいです。
3.紙コップの内側におもりをつける

紙コップの内側から,おもりの輪ゴムを紙コップの底の穴に通して,爪楊枝にひっかけて止めます。 爪楊枝は半分に折っておきましょう。または,爪楊枝を日本使ってもよいですが,紙コップの底に収まるように,長さを調整しておいてください。
(オモリの取り付けかた)
    (1) 紙コップの内側から,底の穴を通して,輪ゴムを引っ張り出します。
   
    (2) 外に出した輪ゴムに爪楊枝を通して,止めます。
   
    (3) 爪楊枝の抜け落ち防止のためにテープを貼ろう。
   
    (4) 中の重りはこんな感じ
   
    (5) もう一つの紙コップにも中を通して,輪ゴムを取り付けます。
   
4.紙コップをつなげます。

重りを中に取り付けたら,二つの紙コップをつなげましょう。 あまり力を入れすぎて,つぶさないように注意してください。一度にテープを貼ることが難しい場合は、少しずつ、短いテープを貼ってください。
5.完成です!

これで完成です。後は自由に飾り付けをしてください。

(遊び方)
頭をつかんで振るだけ!! 上側を持って、持ち上げ、回すように振ってください。5〜10回ほど、回したら、素早く、倒れないように机に置きます。


M-02 踊る紙コップ

かざりつけ

色紙,カラーペンなどを使って,自分だけのオリジナルキャラクターを作ってみよう。

ビニルテープや,ビニルひもなども使えるよ。いろいろな材料を試してみよう。



M-02 踊る紙コップ

おまけ

踊る原理:
紙コップの中の重りが,輪ゴムでつながれています。
振ることで輪ゴムがねじれ,それが元に戻るとき,回転の中心がずれていることで,紙コップが踊ります。
ですから,あまりきれいに作りすぎて,重りの回転の中心が,紙コップの中心に来ると,あまり,踊らなくなります。

工夫のポイント:
1.透明なプラスティックカップを使っていただくと,内部の構造を見ることができます
2.重りを軽くするときと重くするときで,どうなるかを実験してみよう。
3.倒れやすいときは,どうしたらいいだろう?一つの方法は,重心を下げることですが,どうしたら重心を下げることができるかな?

勉強ワード:
次の言葉について,勉強してみよう。
(1)重心
(2)回転中心
(3)慣性力

参考資料: 教室等で作り方を配布する際は,こちら(PDF)をお使いください。

本コンテンツに関するお問い合わせ等はこちらまで
かがわ源内ネットワーク(香川大学創造工学部内
URL: http://kagawa-gennai.net



information

かがわ源内ネットワーク

〒761-0396
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香川大学創造工学部
代表 石原秀則




香川大学創造工学部 石原研究室